若手社員日記
Diary



無線でつながる、作業と笑顔

2025年11月4日

土の積込をする作業が多い、この現場。
人や車両との接触事故を防ぐため、重機の近くに人は居ません!
その代わり、車両の誘導や積込みの確認は”無線回転灯”と無線機”を使ってオペレーターと連携を取りながら進めています。
もちろん、アマチュア無線を使うことは違法になりますので、ルールを守って安全に使っています👍


さて、話は変わりまして___中河内地区から運び込まれた土砂はすべて使い切りました!
綺麗に整地した写真がコチラ ↓↓↓ 達成感でいっぱいです✨






精度確認の答え合わせ

2025年10月27日

ICT施工は「作業時間の短縮、作業の効率化、作業員の負担軽減」などうれしいメリットが沢山あります。が!
そんなメリットを最大限に引き出すためには、ICT建機の精度確認が欠かせません!!
では、実際に「精度確認」はどんな事をしているのでしょうか?? ポイントは”基準点”👆
出来形にかかわる大切な作業になるので、発注者も立会いでしっかりと確認を行っています。

①まずはGNSS(衛星測位システム)で取った座標を現場で管理している座標に変換
②現場にある基準点からICT建機の刃先までの距離を測定

【①】

【②】


➂ICT建機のシステムから提供される座標情報を確認
④実測とICT建機の情報をまとめて、”基準点とICT建機が認識している座標が±50mm以内か”をチェック✅
こんな風に、実測とシステムからの情報を定期的に確認をして「答え合わせ」をしています!
目に見えないところでコツコツ確認しているこの作業が、ICT施工の信頼を支えています✨

【➂】

【➂-1】

【④】






目覚めよ、カラダ🌞

2025年10月22日

朝礼といえば、そう!ラジオ体操です。毎朝欠かさずに全員で体を動かしています。
”ラジオ体操で全身を動かすことが事故防止や健康につながる”という考えのもと、今日も腕をブンブン回します💪
現場は早朝から仕事が始まることが多く、頭や体がスリープモードのまま…
そんな状態で現場に入ると、思わぬ転倒やケガなどにつながる可能性も。
だからこそ、身体をしっかりと動ける状態にしてから仕事スタートです!

小学生のころ、眠い眼をこすりながらラジオ体操に参加をして、ハンコを貰っていたあの夏。
終わるころには目がシャキーン👀✨ってなっていませんでしたか??
子供も大人も体操で目が覚めるのは同じですね!
最近は暑さも落ち着いてきたので、ラジオ体操も気持ちよくなってきました!!
誰が一番キレのある「イチ、ニ、サン!」を出すか、密かに勝負中です👍





一足早く、シーズン到来

2025年10月14日

作業は順調で、改良された土が毎日次々と誕生しています!
出来上がった改良土をストックヤード内の改良土仮置き場所に、土の引越し中です。
春より少し早いですが、現場では毎日が引越しシーズンです🚚💨


引越し後は、置きっぱなしでは片付かないので、整地をします。
そうそう、段ボールの山を荷ほどきをして部屋を片付けるイメージですね👆
改良した土はこんな風に保管していきます。






改良土ができるまで

2025年10月6日

A・B・Cのそれぞれのコンべアで不純物を取り除いたあとは、軽量コンベアで土の重さを計測し、自動制御で投入コンベアへと運ばれてきます。
ここでようやく、3つのラインがひとつに合流!!
このあと、4つの部屋で土砂を撹拌する「4軸直列混合方式」を通って、土がむらなく混ぜ合わされていきます。


自動制御されているとはいえ、私たちもしっかりシステム運転状況は確認していますよ👀
搬出された改良土は、以前の日記でもご紹介したように”日常管理試験”で品質を確認しています!
順番は少し前後してしまいましたが、毎日こんな風にコツコツと作業をしております👷





こんなものまで…!?

2025年9月29日

実際に万能土質改良機が動いているところの様子をご紹介したいと思います!

まずはA・B・Cのホッパーに土を投入です!
誰が見ても分かるように、砂の種類ごとに”のぼり旗”を立てて、間違えないようにしています。(A:粘性土、BとC:砂質土を投入)
投入後は、各コンベアで不純物を手作業で取り除いていきます。
これらとても大切な工程で、次に進むためのチェックポイントなんです👀


下の写真は、全てコンベアから出た不純物たちです。
石や木くずの他に、なんと球技用のボールまで登場です⚾
現場でも「こんなのまで混ざっているの!?」とビックリしていました‼
今日の日記は、ここまで✋
次回は、改良土の搬出をご紹介しますのでお楽しみに!






万能土質改良機🫓

2025年9月25日

まるで青い猫型ロボットの”四次元ポケット”から出てきそうな名前ですが、現場で使っている土質改良の機械です!
そう、あの大きな青色の土砂改良プラントです。(改めて見るとドラ〇もんカラーですね‼‥過去の現場日記参照)
今回の作業は、土砂ホッパーA~Cに混合用土を入れ、「各ホッパーから排出される土の重量」と「設計で決められた重量」との差を確認しています。


結果は…現場での計測値と設計値の差異は。ほぼゼロ!
湿潤重量混合比の確認は、施工品質を確保する上でもとても重要になります。発注者にも遠隔で立会っていただき、しっかりと確認しました。
全て合格ラインをクリアできたので、今回の立会確認は無事に終了です!
最後にクイズです。日記のタイトル後ろにある🫓←これは何でしょうか?(ヒント:青い猫型ロボットの大好物です)





高校生が体験!土質改良の現場

2025年9月18日

高校生がインターンシップのため、現場に来てくれました!
まずは現場の概要と安全教育からスタート。
重機や車両が動く現場では「安全第一が大切!」ということしっかりと伝えました⚠

それから実際に現場に出て、改良土の様子を見たり、作業の仕組みを説明したりと、
普段はなかなか見ることのできない現場での仕事をたくさん体験して貰いました!
協力してくれた水戸農業高校の先生方に感謝です。
私たちも、「建設業のこれからを支えてくれる若い世代」に現場の魅力を直接伝える事ができて、大変貴重な一日になりました!
また遊びに来てくださいね! と言いたいところですが...
いやいや、違った。。。一緒に働ける日を心から楽しみにしてます‼👷‍♂️







土砂改良の日常管理 その①

2025年9月9日

土砂改良の日常管理試験は、大きくわけて2種類あります。
①改良前の原料土の品質確認(含水比、コーン指数など)と、
②改良した改良土の品質確認(強度と含水比など)です。

今回は「①原料土の品質確認」についてご紹介します!!
まず大事なのは水分量(含水比)です。
当日使用する土をレンチン💡して乾燥させて、その重量の差から、土の中の水分がどれくらい含まれているかを計算します。
この水分量によって、その日の土の配合が変わってくるので、毎日必ずチェックをしています⛲


そしておなじみのコーン指数測定です!
こちらは当日の配合比で作った土を使って硬さと強度を確認します。
この2つの試験で、今日の土の状態が”ベストコンディション”かどうかを確かめてから、改良作業を行っています!







秘伝のタレ、黄金比公開!

2025年9月4日

砂質土と粘性土をブレンド中です。
料理で言う”塩加減”みたいなもので、この割合を間違えると味(期待する改良土の品質)が出ませんので、ここは大事なポイントです👆
そこで登場するのが、供試体とコーンぺネトロメーターです!
コーン指数を測って、ちゃんと目標値に達しているかをチェックします。
試行錯誤の末、たどりついた黄金比は…砂質土8:粘性土2で決まりました✨
まるで秘伝のタレのレシピみたいですよね👍

ところで、携帯で誰かがスマホを構えているのが分かりますか?
記録用のムービーかな?と思ったら、実は「遠隔臨場」と言って、遠くに居る技術員さんとオンラインでつないで、「この配合でOK?」なんて相談しているんです📱
これなら移動の手間もコストも減って、生産性もバッチリ向上!
現場はテクノロジーでどんどんスマートになっています!






計量器のキャリブレーション

2025年8月25日

土砂改良プラントの計量器キャリブレーションとは、製造する改良土の実際の量と、プラント計量器の測定値を一致するように調整する作業のことをいいます。
「機械を合わせる⇒試験施工で確認⇒本施工で継続管理」この3ステップが品質を確保するための基本になります!!
今回は、実際のキャリブレーションの様子をご紹介していきます!

●空車重量の確認
何も積んでいないトラックの重量確認です。
自社の品質証明員が立会い、今回は合計3台分を計測しました。


その後、発注者立会いでも同じ確認を行い、双方で数値を共有します。
確認後は、実際に積込状況も現場で確認しました。


●実際の積込状況をチェック(写真:左下の写真1枚目
次に、現場でダンプへ土砂を積込み、「ダンプ重量」-「空車重量」=土砂重量を算出します。
ここで実際の土砂重量と計量器の数値を比べて、どのくらい誤差があるのかを確認します。

●誤差管理の重要性(写真:真ん中・右下の写真2枚目・3枚目
空車重量の確認、土砂重量の確認、誤差の管理・・・これを正しく把握することが、品質管理と作業の正確性に繋がります。
こんな風にキャリブレーションをしっかりやることで、工事の信頼性を高めています!!





プラントの安全確認

2025年8月19日

プラント組立が終われば、次は大事な安全確認です。
危険注意の旗を立てたり、電気のコードが足に引っ掛からないようにまとめたり、安全通路の設置などを行いました!!
プラントを自社開発している(株)オクノコトーも最終的な安全確認をしています!


プラント全体を写真に納めようとすると、引きで撮らないと入りきらないほどの大きい施設になりました。
圧巻ですね! 夏期休暇が終われば、このプラントが本格的に始動していきます!!





巨大ロボ現る!?

2025年8月5日

今回の現場では、性質の違う2種類の建設発生土を混ぜて処理し、盛り土材料として復活させます!!
今まで活用法に困っていた土も、この技術を使えば、良質な盛り土材として有効活用することが出来るようになります!
今の時代にあった、”エコ”な感じがしますよね。
環境面でも、もともと自然土同士での混合改良なので全く影響はありません!🙆

その混合処理をするための「土砂改良プラント」を現場に搬入・組立をしています。
とても大きいですよね!!!!巨大ロボみたいです。
現場で見た時は思わず「おぉ~!」と声が出てしまうほどの迫力でした!
これから本格的に土砂改良がスタートします。写真いっぱい撮るぞ~!!






小さなことからコツコツと

2025年7月23日

那珂機場に置いてある、他工事で使用した仮置き土を積込みます。
もちろん、過積載にならないように注意するのは当然ですが、
施工見込み数量以上に積み込まないよう、必要な分だけを積んでいきます!
以前ご紹介したトラックスケールに載り、OKになった車両から上伊勢畑SY(ストックヤード)へと向かいます!🚚
ダンプカーの前には、安全管理のために配置された交通誘導員が、しっかりと先導してくれていますね。


運んできた粘土質は、今後プラントで土質改良を行います。その様子もまたご紹介しますね!
ちなみに、那珂機場でも上伊勢畑SYでも工事用道路で鉄板を敷いています。
含水比の高い粘性土の上を走行するので、車両が安全に走行できるよう工夫しています。
現場の安全は、何か特別な事をしている訳ではなく、こうした小さな事の積み重ねなんです!!





安全管理として

2025年7月9日

何やら会議中のようですね。
これは、作業員の労働災害を防止し、安心・安全に作業ができるように環境を整える取り組みのひとつで、毎月行っている「安全管理」の様子です。
安全管理と一口に言ってもいろいろな取り組みがあります。

1枚目と2枚目の写真は、店社安全パトロールです👷
現場を定期的に巡回して、危険な場所や作業方法がないかをチェックしています。
3枚目の写真は、災害防止協議会です👷
複数いる工事関係者が集まって、安全に関する情報を共有・連携を強化しています。

安全管理はまだ他にもありますが、今回は一例をご紹介しました。
現場に入る全員が「安全・快適に作業ができる現場」を目指して、先輩方と一緒に取り組んでいきます!!






熱中症対策

2025年7月4日

ここ最近は、良い天気とは言いづらい日が続いている茨城県です。
中旬以降は暑くなるとの予報が出てましたので、暑くなる前に熱中症対策グッズを準備しました。
今年の6月から熱中症対策が事業者の義務となり、外仕事の私たちとしてはより一層気を付けていかなくてはなりません。
とはいえ、これまでもしっかり対応していましたので、自信はあります!!
皆で声を掛け合う、こまめに休憩・水分をとるなど、出来ることを確実にやっていきます!





土にも性格がある

2025年6月13日

土砂改良では、まず「土がどんな性質か?」を知ることがとっても大事になります。
ということで、まずは土の性質を知るための土質試験を行います!
この試験は土の性質(粒の大きさ、水の通しやすさ、強度など)を調べるための試験で、地盤の安全性を確かめるためには欠かせません。
ちなみに、土は粒の大きさで分けられていて、大きく砂質土と粘性土の2種類に分けられます👆

砂質土(さしつど):
隙間がなく砂のような性質を持った土
特徴としては、水はけが良い・サラサラしている、固まりにくい


粘性土:
土の粒子が非常に細かく、水分を含むと粘り気を帯びる性質を持つ土
粘着力と粘り気によって粘土質の強さは決まり、粘着力が強いほど地盤も強い💪


土にもそれぞれの「性格」があり、それを正しく知ることで効果的な改良ができます。
まずは土を知ることから。
性格の違う2種類の土(砂質土と粘性土)をどのくらいの比率で混ぜるとより良い土になるか試験結果を待ちたいと思います!





過積載防止!

2025年5月27日

過積載とは「車両の最大積載量を超えて荷物を積んで走行すること」です。
道路を傷めたり、交通事故の原因にもなるので、道路交通法などの法律でも禁止されています。
もし違反をしてしまうと、事業許可が取り消されたり、車両の使用停止なんてことも。...。
過積載防止のため、現場ではポータブルのトラックスケールを使ってしっかり重量をチェックしています!!
ドライバーも「ちゃんとタイヤが乗ってるかな?」と心配になって見ていますね。
過積載はダメ。絶対。を合言葉に、一致団結して取り組んでいます。





粘性土の搬入

2025年5月20日

現場で発生した土(建設発生土)を再利用するために、土の強度や安定性を高める改良処理を行います。
廃棄物として処理をしないで再利用をすると、資源の節約や産廃費の削減にもつながるんです。
この日記では、どんなふうに改良処理をするのか?などをお届けしていく予定です。

そんな事を言っていたら、早速粘性土が搬入されてきました。
今回はその荷下ろしの様子をご紹介して、記念すべき1回目の日記はここまで!
それではまた、次回の更新でお会いしましょう!





若手技術者インタビュー


クエスチョン:

自己紹介をお願いします。

アンサー:

菅原建設株式会社の松本 匠平です。
向上心とやる気だけはあり、現場では空回りしつつも元気に作業しています。


クエスチョン:

あなたのキャッチコピーを教えてください。

アンサー:

遅刻は信用信頼に関わること。


クエスチョン:

入社する前はなにをしていましたか?

アンサー:

水戸工業高等学校で硬式野球部に所属しておりました。
練習は厳しくつらいことがありましたが、体力的、精神的にも鍛えられて、屋外作業、事務作業でもこの経験が役立っています。


クエスチョン:

現在の会社に入社を決めた理由は何ですか?

アンサー:

一番の理由は東日本大震災の津波の影響で建物・家が多く流されているニュースを見て、
二度とあのような震災がきても壊れないような安全で丈夫な堤防を作りたい、港湾工事をしたいと思い、この会社を選びました。


クエスチョン:

入社日はいつですか?

アンサー:

2024年度 4月1日に入社しました。


クエスチョン:

現在の仕事内容を教えてください。

アンサー:

現在行っている仕事は、常陸大宮の上伊勢畑で土砂改良工をしており、
その中でも私が担当している作業は、工事の写真を撮り、整理、安全管理を担当しています。
上司は書類作成で忙しいので、なるべく負担をかけないように雑務をこなせるようにし、一つ一つの行動に意味を持ち責任をもって作業していきたいです。


クエスチョン:

現在の仕事のやりがいは何ですか?

アンサー:

写真撮影はほぼすべての作業で必要となるため、
この作業は何のためにしているのか、どういったやり方で行うのかなど、常に勉強できることが魅力です。
また、写真の整理はパソコンで行うのですが、あまりパソコンを操作したことが無く、苦手でしたが、
パソコン操作に慣れ思うように整理できたときに達成感を感じています。


クエスチョン:

職場の環境はどうですか?

アンサー:

作業を行う人たちが、安全・快適に作業を行えるように、現場事務所には様々な工夫がされています。
休憩所にアクエリアスやお茶などがあり、熱中症対策として飴やタブレットなどが常備していたり、
作業を行う人を想った工夫があり良心的に感じます。
自分が現場を任される立場になったら、作業を行う人が安全・快適に作業できるようにし、相手の気持ちを考えて行動できるようにしていきたいです。


クエスチョン:

仕事仲間はどんな方たちですか?

アンサー:

優しい方たちばかりで後輩社員にも気配りをしてくれたり、和やかな雰囲気です。
仕事中も先輩方が丁寧に教えてくれるので、わからないことなどはどんどん聞いています。
自社の人間だけでなく、いろいろな協力会社の方たちとも触れ合うことができるので、
先輩方や協力会社の方々とのコミュニケーションも楽しみの一つです。


クエスチョン:

休日の過ごし方を教えて下さい。

アンサー:

休日は家にいるのと友達と遊びに行っています。
また、趣味である野球を時々、中学のメンバーで草野球をしています。
二十歳になったばかりなので飲み会にも行ってみたいです。


クエスチョン:

これから就職活動に臨む学生に一言をお願いします。

アンサー:

就職すると行動を制限されることが多々ありますので、高校生のうちにたくさん遊んでおくことが大事です。
会社に入るともう組織に入ったのと同じ意味になるので、会社の看板に泥を塗らないように、責任を持って行動してほしいです。
挨拶・返事は大きな声ですると印象を持たれるので頑張ってください。